KA1-404の組み立ての続きです。
AEUをプレートに乗せてポールサポートで固定します。ポールサポートは軽くボルトを締めておきます。
FRPポールがスムースに挿入できるように決して強く締めないようにします。
FRPポールは、5.2mと7.4mの2種類で、完全にのばしたらつなぎ目を、自己癒着テープ等で処理します。取扱説明書には、自己癒着テープを巻いた後に電工用ビニールテープで覆うように記載がありましたが、経験上流石にこの方法だと紫外線であっという間にビニールテープは劣化してしまいますので、私は自己癒着テープの上にバルゴテープを巻き処理しました。
7MHz用のFRPポールの根元には、テフロンパイプを挿入するのですが、これがサイズが合わず挿入するのにシリコンスプレーを大量に吹きつけてやっとの思いでした。
あとでメーカーさんに文句言わなくちゃ。7MHz用のFRPポールは、結構重いですAEUに取り付ける時は、一人ではなく2人での作業が安全確実です。
総重量55KgのKA1-404をタワーに取り付ける方法は、滑車2個とチルホールの組み合わせでリフトアップする方法で行いました。
リフトアップする高さは、3m程度ですが、とにかく重くて片側だけでも最長7.4mのFRPポールが付きますから、バランスも重要な要素でバランスは、誘導ロープをブーム2か所から取りバランスを取りながらリフトアップしました。そしてチルホールの支点は頑丈な部分からロープで支点を作りました。
単純なロープの結び方をするとテンションがかかって、二度と解けないロープになってしまいますので、蝶結びという特殊な結び方を使いました。
アンテナをチルホールで持ち上げてマストに仮止め。控え綱でバランス取ってもらっています。
マストベアリングから1.2mの高さに固定しました。
スリングベルトもしっかり働いてくれました。
大きなトラブルもなく無事にKA1-404がマストに取り付きました。
クリスマスツリーからの脱出です。
いろいろな条件がありますが、このアンテナ業者さんに頼んで設置した方がいいかもしれませんね。私は、単純に予算の都合で自分で全てやりましたけどね。作業の内容から想像すると、かなりの金額になるんでしょうね。
今回、アンテナを設置するにあたり、ご尽力いただきましたDIDAHZ各局にこの場をお借りいたしまして、心からお礼を申し上げます。
日に焼けちゃいましたね。
アンテナの使用感等は、順次ご報告いたします。